伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケットで12月7日(水)より、青森の旬の食材に焦点を当てた「青森めぐり」が開催される。
冬に旬を迎える産品や食材が豊富な青森県。同イベントでは鮮魚、精肉、野菜・フルーツの各コーナーで「今が一番おいしい」県産品や食材を展開し、郷土料理も併せて紹介する。
鮮魚を扱う「東信水産」では、「黒ダイヤ」ともいわれる高級鮮魚で、冷凍ではなく生で用意する「大間産 本マグロ」(時価)をはじめ、15ミリ以上の大きさの「小川原湖産 寒しじみ」(100グラム=356円)、今が旬で特に肝が大きくなり最もおいしく、コラーゲン豊富で低カロリーの「青森県産 あんこう」(1パック2,380円)、冬を迎え甘みが増し、歯触りと独特のうま味が特徴の「ヤリイカ」(100グラムあたり294円)などを展開。
中でも注目は、はえ縄漁で一匹ずつ釣り上げるため、魚体を傷つけることなく漁獲した直後、船上で「活〆(いきじめ)」、血抜きすることで高い鮮度を維持し、引き締まった身とプリプリした食感が特徴の「青森県八戸前沖産 船上活〆真たら」(1切れ1,296円)を販売。さらに活〆したタラ1匹を丸ごと解体し、身や白子などの内臓だけでなく、新鮮だからこそ楽しめる骨や頭のアラまで入った「たらちり」のセットなども用意する。精肉では「伊藤和四五郎商店 鶏三和」が、放し飼いでのびのび育てられ、じっくり育成された青森の地鶏で、弾力ある肉質と濃厚なうま味が特徴の「青森シャモロック モモ肉(解凍品)」(100グラム=778円、各日限定2キロ)を販売。「国産仔牛(こうし)専門店 小島」は独自の飼料でじっくり育った、うま味のある脂が特徴だという「長谷川牧場 豚ロース肉」(100グラム1,280円)を販売する。野菜では、弘前・一町田(いっちょうだ)地区で400年以上栽培されている、独特の強い香りとシャキシャキとした食感が特徴の「弘前市 一町田セリ」(1束540円)をはじめ、六戸町で自然光を生かし約150種類のハーブを栽培する「大西ハーブ農園」の「ハーブサラダミックス」(1袋864円)、温泉・地熱が育む津軽伝統野菜で、ソバの若芽の「そばもやし」(1袋594円)や350年以上前から栽培されたシャキシャキとした食感が特徴の「大鰐温泉もやし」(1袋594円)などを販売。青森県立名久井農業高校の生徒たちが復活させた伝統野菜「南部町 南部太ネギ」(1袋378円)もお目見えする。フルーツでは、青森ならではのリンゴ3種類が登場。歳暮商品としてあっという間に完売するほど人気が高く、しっかりとした果肉ながら果汁たっぷりで、甘みと酸味のバランスが良く、「究極の蜜入りりんご」といわれる「JA津軽みらい こみつりんご」(2個1,080円)のほか、青森県を代表する黄色リンゴで、爽やかな甘みと香りが特長の「トキ」(1個324円)、薄いクリーム色で歯触りがあり、甘味酸味ともバランスが良く上品な味わいの「金星(きんせい)」(1個324円)を販売する。「パーティーやおもてなしなど普段よりも少しだけ『ハレ』の食卓を演出するために利用するお客さまが多いため、珍しい食材やえりすぐりの食材をバラエティー豊富にそろえている」と話す、同売り場アシスタントセールスマネジャーの板垣綾子さん。「各コーナーには、素材の扱い方や調理法などを相談できる専属シェフも常駐しているので利用してほしい」とも。
会期は同13日(火)まで。