東奥日報社が8、9の両日、青森市の県観光物産館アスパムで開く「うまい森 青いもりフェア」(県観光連盟共催)に、青森ねぶたの顔をデザインしたユニークなパンが初登場する。青森県を代表する夏祭りにちなみ、食と観光のPRを狙ったイベント限定の新商品で、来場者の注目を集めそうだ。
ねぶたパンを開発したのは同市のベーカリー「リトルプリンセス」。シーフードカレーパンは少し辛めのカレールーやエビ、イカ、ホタテなどがたっぷり。ねぶたの髪の部分を再現するため、パン生地にブラックココアパウダーを練り込むなどの工夫を重ねており、同店の舛田憲保さん(56)は「青森の魅力をパンでアピールしたい」と話す。フェアでは塩カルピスバターパン、津軽こけしパンも販売予定という。
今回フェアでは「青い森カービングクラブ」のメンバーによるチェーンソーアート(同下)も呼び物の一つ。チェーンソーを巧みに操り、1本の丸太から動物や人気キャラクターを豪快に作り上げる様子が楽しめるほか、作品はオークション販売する。
食と健康に関する33企業・団体が出店するフェアは、このほかにも人気商品が盛りだくさん。開催は両日とも午前9時半から午後3時まで。チェーンソーアート(午前10時~午後2時)はアスパム正面入り口付近で行う。