青森県の多彩な食の魅力を発信する東奥日報社の「うまい森 青いもりフェア」(県観光連盟共催)が8日、青森市のアスパムで開幕した。「水と技が生む銘酒」のテーマにちなんだ県内の地酒や酒かすを使った和菓子、旬の山菜や郷土色豊かなメニューが人気を集め、大勢の買い物客でにぎわった。フェアは9日まで。
フェアには食と健康・美容関連の33企業・団体が出店。同市の酒販店「酒のなかむら」は、市内の7店で共同開発した独自ブランドの純米吟醸「七力(しちりき)」などを並べ、訪れた日本酒ファンが、それぞれの特徴を尋ねながら買い求めていた。フェアはこのほか、人気の弁当・総菜やパン、スイーツ、新鮮野菜や海産物など盛りだくさん。旬の山海の幸を使った青森市のフレンチレストラン「エヴィエ」の特製弁当(税込み2千円)は9日も20食限定で販売される。