8月の「青森ねぶた祭」で、大型ねぶた22台の位置をスマートフォンなどで確認できる実証実験が行われることになりました。この実験は「青森ねぶた祭」の実行委員会が観光客への情報発信を強化しようと、ことし初めて行います。
大型ねぶた22台にGPSの発信器を取り付け、スマートフォンなどで、ホームページを見るか、専用のアプリをダウンロードすればどのねぶたが今どこにいるのかが地図上に表示されます。
さらにトイレや避難所などの場所も見ることができます。
また増え続ける海外からの観光客に対応するため、運行されるねぶたの説明が英語や中国語など4か国語で表示されるほか、音声で聞くこともできるということです。
実証実験は、8月2日から7日までの「青森ねぶた祭」の期間を通して行われ、効果を確かめたうえで来年以降の本格運用を目指すとしています。青森ねぶた祭実行委員会は「大型ねぶたの位置をリアルタイムで確認できるので見物だけではなく、ハネトとして参加する人にも活用してほしい」と話していました。