青森ねぶたの家ワラッセ
ねぶたお披露目
イカ釣り漁船の化粧直し
八戸港では来月中旬からの春漁に向け、中型イカ釣り漁船の化粧直しが盛んに行われている。化粧直しをしているのは先月上旬に水揚げを終えて八戸港の岸壁に係留している、およそ20隻の中型イカ釣り漁船。第38宏福丸178トンでは乗組員たちが春漁にむけて船体のサビを丁寧に削り落としていた。中型イカ釣り漁船の去年5月からことし3月までの水揚げは数量が1万7300トンと前のシーズンを13%上回り、金額も50%上回るおよそ64億円と震災前の水準に回復した。中型イカ釣り漁船は来月中旬に北太平洋のアカイカ漁や日本海のスルメイカ漁に出漁する。
●春掘り最盛期
ナガイモの春掘り作業が六戸町で盛んに行われており、農家の人たちが1本1本丁寧に掘り出していた。六戸町上吉田にある袴田誠一さんのナガイモ畑では今月2日から春掘り作業が始まった。袴田さんと家族、それに手伝いの人たちが畑に出て、専用の機械を付けたトラクターで土を掘り起こしたあと手作業で1本1本堀り出していく。春掘りは畑でひと冬越したナガイモを雪解けを待って掘り出す作業。ことしは先月の大雪で作業がいつもの年より1週間ほど遅れたが、品質や味は申し分ないという。ナガイモの春掘り作業は今月下旬まで続く。
●「神仏の世界」
青森市の棟方志功記念館では神や仏を題材にした春の特別展が開かれており、訪れた人たちが志功画伯の世界に触れていた。棟方志功記念館で開かれている春の特別展には志功画伯が神や仏を題材に描いた板画など25の作品が展示されている。志功画伯が初めて仏教を題材にした板画「華厳譜」。お経に出てくる仏に様々な神を加えて、独自の世界を表現している。春の特別展「神仏の世界-華やかに、厳かに」は6月15日まで、青森市の棟方志功記念館で開かれている。