青森県といえば、郷土料理が有名な土地。同じ青森でもお米が多くとれる津軽地方、穀物やいもがとれる南部・下北地方、海の幸に恵まれた沿岸地域で、伝わってきた郷土料理がちがうとか。そんな郷土料理に恵まれた地、青森のソウルフードといえば? 働く女性に聞いてみました。
Q.「コレを食べたら青森県民!」と思う青森のソウルフードといえば何ですか?
1位「せんべい汁」54.6%
2位「じゃっぱ汁」17.1%
3位「のっけ丼」11.2%
3位「ホタテ貝焼き味噌」11.2%
5位「青森生姜味噌おでん」10.0%
6位「けの汁」8.4%
7位「味噌カレー牛乳ラーメン」7.6%
8位「朝の八甲田」5.2%
※9位以下省略。複数回答可
■B級グルメとして大躍進! 「せんべい汁」
青森県・南部地方の立派な郷土料理「せんべい汁」ですが、今やB級グルメとしての知名度のほうが高いかも。国内一大イベントに成長した「B-1グランプリ」にて、八戸せんべい汁の激闘ぶりが報道されたためかもしれません。今や青森を代表する、立派なソウルフードです。
■寒い冬に心が染みるあったかさ、「じゃっぱ汁」
津軽地方の正月料理でもある、タラの「じゃっぱ汁」。タラ一匹を野菜や豆腐、こんにゃくと合わせて、まるごとみそ汁にしてしまう、豪快な浜料理です。栄養も満点な、青森のソウルフードです。
■豊富な海の幸を使用、「のっけ丼」、「ホタテ貝焼き味噌」
古川市場、青森魚菜センターで味わえるという「のっけ丼」。どんぶりご飯の上に、とれたて新鮮な具材をちょっとずつ乗せて食べられる丼です。ホタテ貝焼き味噌は、だし汁に味噌と卵を溶いて、ホタテの貝殻の上で焼く料理。具にはホタテやカレイなどを入れるとか。貝殻からもだしが出て、見た目も味も絶品な郷土料理です。
青森のソウルフードは、体の芯から温まりそうな「ほっこり郷土料理」が中心でした。寒い冬にこそ青森に行ってみて、こんなソウルフードを味わってみるのもいいかもしれません。