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　全日空が11年ぶりに青森空港に定期便。全日空の幹部が26日三村知事を訪ね、来年度から大阪便と札幌便を就航させることを報告した。知事に報告したのは全日空上席執行役員の藤村マーケティング室長。
藤村室長は来年4月から9月までの間に、青森-大阪便と青森-札幌便を就航させることを報告した。
飛行機は74人乗りのプロペラ機「ボンバルディアDHC8‐Q400」。
全日空は1994年から青森-東京便と青森-広島便、それに青森-名古屋便を運航していたが利用が低迷し、2003年に撤退した。報告を受けた知事は11年ぶりの全日空の定期便を歓迎していた。一つの路線に航空会社2社が乗り入れる「ダブルトラッキング体制」は、青森空港では2003年11月まで運航していたスカイマークエアラインズ以来となり、ビジネスや観光需要の掘り起こしが期待される。