7月にイタリア・ミラノで開かれる国際博覧会(万博)の「ジャパンデー」に出展するねぶた「日天・水天」の制作が青森市の文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で行われた。完成したねぶたは数日展示され、このほど解体、搬出された。「日天・水天」は、第6代ねぶた名人の北村隆さん(66)が3月下旬から「ワ・ラッセ」で制作。「ミラノで世界に平等を伝えたい」と、隔てなく照らす太陽や流れ落ちた後に平面になる水の神様を選んだ。やいばを持たないことも特徴の一つで、争いのない世界を願いながら作った。北村さんがねぶたの制作を公開したのは2001年、ロンドンの大英博物館に展示した作品以来。「コンテナに入れ船で運ぶため、解体できるように作るのが難しかった」と話した。ねぶたは海路でイタリア入りし現地で組み立てた後、7月11日に東日本大震災からの復興をPRする東北六魂祭に出陣する予定。
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