京急百貨店の7階催事場で3月10日(木)より、東北6県のグルメと工芸品を集めた「京急百貨店開店20周年記念 大東北展」が開催される。東北各県ならではの郷土料理やご当地グルメ、スイーツ・銘菓、6県各地の名酒試飲販売会など、工芸品も交え50店(うち食品は40店)が出店する同展。中でも注目は、開店20周年を記念して登場する、東北6県のグルメが楽しめるイートインコーナーが並ぶ「みちのくグルメ横丁」。全て京急オリジナルメニューを展開する。イートインに初登場するのは、リンゴ箱のテーブル席で津軽三味線を鑑賞しながら郷土料理が味わえる青森「りんご箱」。北海道新幹線開業を記念し、函館のイカと青森名物「ねぶた漬」を青森県特Aのブランド米「青天の霹靂」にのせた函館・青森コラボ丼「青函ぜいたく丼」(1,800円、各日限定30点)を提供。青森から産地直送した新鮮な魚介を盛り込んだ「青森海鮮丼」(ホタテのヒモ吸い付き、1,600円、数量限定)も提供する。創業150周年の老舗、山形「そば処 庄司屋」は、山形特有の田舎そばで、太くコシの強いやぶそば「板そば」に、タラの芽やマイタケ、エビなどの天ぷらを添えた「板天」(1,800円)を提供するほか、この「板天そば」と「焼肉くろげ」の山形牛入りいも煮をセットにしたコラボメニュー「山形御膳」(1,800円、各日限定50点)を提供。山形の名酒「十四代」(60ミリリットル)とつまみを楽しめる「ほろ酔いセット」(1,260円)も提供する。
福島からは、素朴な奥会津桧枝岐の曲げわっぱで四季折々の会津料理を展開する「元祖 輪箱飯(わっぱめし) 田季野」が出店。わっぱ飯とおかずを入れて蒸し上げる「わっぱめし」に、しらたき豆麩(まめふ)などが入った郷土料理「こづゆ」を添えた「会津輪箱飯」(こづゆ付き、1,080円)と、福島の名酒「花春」「末廣」「会津娘」「名倉山」「榮川」から好みを2種類と、季節のつまみから1種類を選び楽しめる「きき酒セット」(864円)を提供する。秋田・湯沢の三梨地区で飼育されている黒毛和牛「三梨牛」の直営店「焼肉みつなし」が出店。三梨牛を使った「サーロインステーキ丼」(2,052円)を提供。
宮城・仙台で「ヘルシーでおいしい」和菓子を作る「北上京だんご本舗」が初出店し、粗くすりつぶした枝豆の風味と食感が特徴のずんだをソフトクリームに混ぜた「ずんだソフトクリーム」(350円)を提供。岩手「くずまき高原牧場」は、高原で育った牛の濃厚ミルクで作ったソフトクリームの下にヨーグルトを合わせた「ソフグルト」(501円)を提供するほか、「ソフトクリーム」(バニラ・山ぶどう、各371円)も提供する。会場では来場プレゼントを実施するほか、別会場では東北観光をPRするパネル展も行う。会期は同15日(火)まで(最終日は17時閉場)