青森ねぶた祭りに
棟方志功画伯来てさ
提灯振って
あるいでだ
もんだね
子供の頃に
今だったら
一緒に写真撮って
もらたべな
同じ
木造校舎の(当時)
長島小学校だはんで
第5代ねぶた名人の
千葉作龍さんも
長島ダア~~
海も 山も 浅虫温泉
青森市出身の世界的な版画家、棟方志功の代表作を集めた「棟方志功とその時代」と銘打った企画展が、青森市で開かれています。会場には、棟方志功が画家を志した青年の頃の作品から72歳で亡くなる前の晩年の作品まで、時代ごとの代表作、あわせて100点が展示されています。このうち、昭和の初めに制作された20代の時の代表作で10点の作品から成る「星座の花嫁」は、「多色木版画」という手法で表現されています。当時、活躍していた版画家・川上澄生の影響を受けていると考えられています。
また、昭和の半ばに制作された60代の時の代表作で2点の作品から成る「大世界の柵」は、幅が13メートルもあり、志功が制作した最大の作品です。赤ちゃんや授乳する母親の姿をモチーフに「命の誕生の喜び」を、志功独特の細やかな線で表現しています。展示会を企画した学芸員の池田亨さんは「棟方志功が自分の道を見いだすまでと、それを見いだしてからの歩みを併せて見てほしい」と話しています。
企画展「棟方志功とその時代」は、青森市安田にある青森県立美術館で6月5日まで開かれています。