6月24日
青森
東北六魂祭in青森
キャラクター
ろっくん
やっと普段の生活に
戻ったけんど
神奈川丹沢
あ つ い~~
ラッセラ=====
8月2日に開幕する青森ねぶた祭で、団体観覧席(10人以上)の売れ行きが伸び悩んでいる。今夏の祭りは盛り上がりを見せる終盤に週末を迎えるが、主催の青森ねぶた祭実行委員会によると、5日現在の販売数は約4万1千人で、平日中心の日程だった前年並みの販売水準にとどまっている。旅行の形態が団体から個人・小グループに移っているのが背景にあるという。奈良秀則・実行委員長は6日の委員会で、今後、観覧席の在り方などを議論する考えを示した。同実行委事務局によると、団体観覧席の設置数は当初、4万8千人分だったが、5日現在の販売数は4万1411人。6日間の祭りのうち初日(2日)、2日目(3日)の平日の売れ行きが低調で、最終的な団体席の販売は4万2千人とみている。現状では団体席と個人席合わせて、当初の販売予算額を1千万円ほど下回る見通しだという。事務局担当者は「昨夏の祭りでは、大型バスの無料駐車場の利用が例年と比べて100台ほど少なかった」と話した。営業に回った旅行代理店から団体旅行に人が集まらないと説明されたという。青森市の青森国際ホテルで開かれた委員会で、奈良実行委員長は観覧席の販売状況について「個人客の伸びに期待するが、桟敷を含めた観覧席の在り方、団体客が減少して個人客にシフトしている現実に対応していく必要がある」と話した。また、先月25、26日に同市で開催された東北六魂祭で、パレードコースとなった国道の車線上に椅子を並べた有料観覧席に触れ、「ねぶたを間近で見られて迫力を感じたという声があった。なかなか良い方法で、(将来的に)ねぶた祭でも参考になるのではないか」と語った。