9月23日
青森
油川かかしロード
6日の青森県内は、冬型の気圧配置となって強い寒気が流れ込んでいる影響で、各地とも朝から冷え込みが強まり、青森地方気象台は、6日午前7時過ぎに「青森市で初雪を観測した」と発表しました。
青森の初雪は、平年と同じ日で、観測史上最も遅かった去年より22日早い観測となっています。
青森地方気象台によりますと、冬型の気圧配置が強まり、東北地方の上空1500メートルに氷点下およそ9度の強い寒気が流れ込んだ影響で、6日の青森県内は各地とも、朝から冷え込みが強まりました。
こうしたなか、青森地方気象台は、午前7時15分、東北地方の県庁所在地の中で最も早く、青森市で初雪を観測したと発表しました。ことしの青森市の初雪は、平年と同じ11月6日となり、気象台が統計を取り始めて以降、最も遅かった去年より22日早い観測となりました。
このうち青森市中心部にある平和公園では、午前7時半過ぎ、降り続くみぞれで、とめてあった車のフロントガラスに、つぶ状の氷が溶けずにたまっていく様子が見られました。青森県内では、このあとも夕方にかけて、津軽と下北の山沿いを中心に雪やみぞれが降り、数センチ程度、積もる地域もあると見られています。青森地方気象台は、積雪や路面の凍結に注意し、冬タイヤへの交換を急ぐよう呼びかけています。