1月7日
青森
ワラッセ
青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」西の広場をスノーキャンドルで彩る「あおもり雪灯(あか)りまつり」が2日、始まった。訪れた人たちは、キャンドル約2千基が作る幻想的な光景を写真に収めるなどして楽しんでいた。「雪だ!灯りだ!芸術だ!あおもり冬のワンダーランド実行委」(実行委員長・小野寺晃彦市長)が主催し、今年で8回目を迎えた。市民ら約200人が手作りしたスノーキャンドルは高さ約25センチ、直径約20センチの円筒状。会場には多くの人が訪れ、冬の澄んだ空気に揺らぐ温かな光をうっとりと眺めていた。午後5時半の点灯式で、小野寺市長は「たくさんの市民のおかげで幻想的な光景に包まれた」と感謝を述べた。
友達と訪れた東奥学園高校3年の武井美乃里さん(18)=青森市=は「スノーキャンドルは雪国の青森ならではの発想。落ち着く明るさですごくきれい」とほほ笑んだ。点灯は4日までで、時間は午後5~9時。
青森市の観光施設「ねぶたの家ワ・ラッセ」は、受験シーズンたけなわの2月1日から、希望する受験生らに青森ねぶたに使われた和紙で作ったしおりを配布する。3月14日まで。青森ねぶたは、睡魔を払うために水浴などをした昔の行事「眠り流し」が由来とも言われる。しおりは、追い込み勉強で睡眠不足の受験生へ「眠気に勝って祈願成就を」との激励を込めて職員が手作りした。担当者は「ねぶたの和紙だから『眠り流し』の御利益もあるはず」と自信満々。随時、追加制作し、もれなく配るという「広き門」で、在庫不足も懸念なし。受験生も心配無用。
新曲発売
CDシングル
恋歌酒場 / ほとめきの風
五木ひろし HIROSI ITUKI
発売中
レーベル ファイブズエンタテインメント
ほとめきの風」は"ほとめく"という九州は筑後地方の方言(『もてなす』という意味)をとりあげ、さらに久留米市の風物を歌詞に取り入れながら、ほのかな恋心を上品に謳いあげた作品。心のこもった"おもてなし"と"恋心"を丁寧に歌い上げる。そして「恋歌酒場」は阿久悠氏未発表の詞に徳久広司氏が新たに作曲をし録音した最新作です。