巨人の新人8選手が8日、川崎市内のジャイアンツ寮に入寮した。(ドラフト2位の増田、育成3位の沼田は体調不良のため後日入寮予定) 大勢の記者とカメラに驚きつつ、ドラフト1位の高橋優貴投手(21)は「これから地に足をつけて頑張りたいと思います」と意気込んだ。支配下、育成の新人10選手のうち高橋以外の9人は全員高卒。青森・八戸学院大卒の左腕は“兄貴分”という存在になる。「寮生活には慣れていますが違った緊張感があります。プロとしてスタートを切るんだな」と背筋を伸ばした。
阪神のドラフト3位・木浪聖也内野手(24)が7日、兵庫・西宮市内の虎風荘に入寮した。青森出身のルーキーが寮に持ち込んだのは、地元のねぶた祭りのデザインが入っているタオル。小さい頃に行ったねぶた祭りが思い出と振り返り、「(地元を)忘れてはいけないと思うので、頑張ろうという気持ちになります」と話した。寮、球場の設備を見て「施設が整っている。十分に使って少しでも成長できたら」と意気込んだ。「顔を覚えてもらえるような選手にならないといけない」と木浪。活躍して故郷に恩返ししていく。