青森ねぶた小屋ラッセ・ランド
日本通運
「青森ねぶた祭」の開幕まで2週間あまりとなるなか、新幹線で訪れる人たちの玄関口となるJR新青森駅では観光客を迎えるための、金魚ねぶたの飾りつけが行われました。
金魚ねぶたの飾りつけは、「青森ねぶた祭」にあわせて青森市が毎年行っているもので、16日は観光課の職員5人が市内の小中学生が制作した金魚ねぶたおよそ
100個を、駅の改札口の前に、飾りつけていきました。
金魚ねぶたは弘前藩が独自に改良した「津軽錦」と呼ばれる金魚をモチーフに、ねぶた祭りの先導役に金魚をかたどった張り子を持たせたのがはじまりとも言われています。
駅の改札口の前には、金魚ねぶたが連なるように飾られていて、訪れた人たちは、かわいらしい表情をした金魚ねぶたを楽しそうに眺めていました。
知人の見送りのために駅を訪れた29歳の会社員の男性は、「金魚ねぶたを見ると夏が来たなという思いになります。青森ねぶた祭には必ず参加したいです」と話していました。
また、飾りつけを行った青森市観光課の中川広樹さんは、「子どもたちが一生懸命につくった金魚ねぶたなので、顔の個性が異なるところなどを見て楽しんでほしいです」と話していました。「青森ねぶた祭」は、来月2日から7日まで開かれ、新青森駅の金魚ねぶたはお盆ごろまで飾られるということです。