5月3日青森
三沢市 寺山修司記念館
4日は そんなに人 来たんだ
ふるさとの文化に理解を深めようと、青森市の小学校で、10日、若手ねぶた師を講師に招いて、「青森凧」のたこ絵を制作する授業が行われました。この授業は、青森市の浜田小学校が若手ねぶた師でつくるグループ、「ねぶた屋」のメンバーを講師に招いて開きました。授業には6年生の児童およそ
140人が参加し、はじめに、地元に伝わる凧で、ねぶたとのつながりが深い「青森凧」の歴史や、歌舞伎の演目を題材にすることの多いたこ絵の特徴を学びました。
このあと子どもたちは、たこ絵の制作に挑戦し、ねぶた師が描いた見本に縦およそ50センチ、横およそ30センチの和紙を乗せ墨でなぞって下絵を描いていきました。
そして、ねぶた師の手ほどきを受けながらねぶたに使う赤や紫、緑などの染料で色付けをしたり、墨で絵の濃淡を表現したりして、1時間ほどで力強いたこ絵に仕上げていました。
講師を務めたねぶた師の北村春一さんは「今回が初めての試みでしたが、たこ絵の制作を通じた楽しさから、ねぶた文化を受け継いでいってほしいと思います。」と話していました。
また、参加した女子児童は「鼻の部分を塗るのがうまくできました。
話を聞いてねぶたのことをもっと知ろうと思いました」と話していました。
子どもたちが制作したたこ絵は卒業式で展示されるということです。
弘前市の青果市場では、県産リンゴの主力品種、「ふじ」の競りが最盛期を迎えています。弘果・弘前中央青果では、10日、およそ9万箱の県産リンゴが上場されました。このうち、袋をかけずに栽培する「サンふじ」が8割余りを占めています。午前7時半から競りが始まり、「サンふじ」20キロ入り1箱の上物は高値7000円安値3500円と2013年より1割ほど安いものの、例年と比べるとやや高い価格で取り引きされました。2014年は蜜の入りが良いという「サンふじ」の上場は、今週いっぱいピークが続きます。