青森空港を発着する全日空の大阪便と札幌便が7月1日に就航する。青森空港に初めて大阪からの最終便が夜間駐機「ナイトステイ」されることになり、利便性の向上が期待される。
全日空上席執行役員の藤村マーケティング室長は22日県庁を訪ね、新年度の事業計画を報告した。それによると全日空は11年ぶりとなる定期便として青森-大阪便と青森-札幌便を7月1日に就航する。青森-大阪便は大阪からの最終便を初めて青森空港に夜間駐機「ナイトステイ」させ、青森を午前8時5分に出発する便から3往復6便が片道1時間50分前後で運航する。青森-札幌便は青森を午前10時半に出発する便から2往復4便が片道50分で運航する。飛行機はともに74人乗りのプロペラ機、ボンバルディア「DHC8‐Q400」。報告を受けた副知事は乗客の利便性向上につながる大阪便の夜間駐機を歓迎していた。また日本航空はビジネス需要に対応し、青森-東京便の青森発の第1便を35分早めて午前7時40分発としたほか、大阪便と札幌便の機体を全て76人乗りに大型化するなどとした事業計画を発表した。
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