東北六魂祭　青森ねぶた　秋田竿燈　盛岡さんさ踊り　仙台七夕　山形花笠まつり　福島わらじまつり

東日本大震災からの復興を目指す東北の人々の心意気を示そうと６県の夏祭りが一堂に集まる東北六魂祭が秋田市で始まりました。東北六魂祭はことしが５回目になります。２日間の日程の初日となる３０日は開会式が行われ参加者全員が震災で亡くなった人たちに黙とうをささげました。祭りの最大の呼び物である６県の夏祭りのパレードは午後４時半に始まりました。会場となった大通りのおよそ１点２キロの区間では地元、秋田市の「竿燈まつり」が５か所に別れて披露され「差し手」と呼ばれる男たちが４６個のちょうちんが付いた竿燈を高々と掲げました。パレードでは５県の祭りが次々と披露されました。
このうち、「青森ねぶた祭」は東北六魂祭では初めて本場の祭りと同じ大きさの山車が運行されました。
パレードの参加者は１３５０人に上り各地が誇る祭りを披露して震災からの復興を目指す心意気を示しました。沿道には全国から大勢の観光客が詰めかけ拍手や声援をさかんに贈っていました。山形県から訪れた２０代の男性は「竿燈が風で揺れながら倒れそうで倒れないところが凄かったです」と話していました。東北六魂祭は３１日もパレードが行われ夕方に閉会式を開いて２日間の祭りを締めくくります。