8月の「青森ねぶた祭」を前に祭りのPRを行う「ミスねぶた」を決めるコンテストが青森市で開かれました。このコンテストは、青森市や市の観光団体などが毎年、開いているもので、「青森ねぶた祭」のPRを行う「ミスねぶた」と呼ばれる3人の女性を選びます。会場の青森市の観光施設では、県内外から応募した26人の女性のうち、書類審査を通過した18歳から25歳までの11人が最終審査に臨みました。出場者は、1分間、自己PRをしたあと、青森の四季についての問いに、弘前公園でのお花見や八甲田でスノーボードをしたエピソードなどを交え、それぞれの季節の魅力をアピールしていました。審査の結果、板柳町出身で仙台市の専門学校に通う楠美茉里奈さんがグランプリに選ばれました。楠美さんは「『ミスねぶた』として、祭りだけでなく青森の自然や食材の魅力を全国に伝えていきたいです」と意気込みを話していました。「ミスねぶた」には、グランプリの楠美さんのほか2人の女性が選ばれ、今後1年間、県外のイベントなどに参加して、青森の魅力をPRすることになっています。
青森県内で生産される卵の味と品質のよさをPRしようと、「卵かけごはん」を楽しんでもらう催しが、青森市で開かれいます。この催しは、青森県養鶏協会などが毎年、この時期に開いていて、会場の青森市にある県観光物産館「アスパム」には、午前中から大勢の家族連れなどが訪れ、にぎわっています。
会場では、県内の養鶏場で生産されている卵、15種類の中から好みの1つを選び、炊きたての「つがるロマン」にかけて食べることができます。このうち、藤崎町の生産者が作った「こめたま」という卵は、白みがかった黄身が特徴で、ニワトリにエサとして大豆やコメを与え、コクのある卵に仕上げました。このほか会場には、パプリカをエサにして生産した黄身の色が濃い卵などが並び、訪れた人たちは、生産者が丹精込めて作った卵の濃厚な味を楽しんでいました。「卵かけごはん」を食べた女性は、「さっぱりとしてコクのある卵でした。いろいろな卵を食べ比べたいです」と話していました。
この催しは、28日まで青森市にある県観光物産館「アスパム」で開かれています。