8月5日青森
ねぶたの家ワラッセ
スターウォーズねぶた
JR北海道は13日、来年3月26日に開業する北海道新幹線(新青森-新函館北斗)の料金について、東北新幹線からまたがって利用する東京-新函館北斗の運賃と特急料金の総額を2万2690円(通常期の普通車指定席)に設定すると発表した。13日、特急料金の認可を国土交通省に申請した。
羽田-函館(所要約1時間25分)の正規の航空運賃は日航、全日空とも3万5200円、AIRDO(エア・ドゥ)が2万7100円で、最安値は1万円程度。東京-新函館北斗は最速で4時間余りかかる見通しだが、JR北海道は早期にインターネットで予約した場合、割引切符を検討しており、「航空機に対する競争力は十分に保てる」(三浦雅行・鉄道事業本部営業部専任部長)としている。
新青森-新函館北斗は7260円。同区間の特急料金は青函トンネルの維持費などがかかるとして、全国の新幹線で最も割高で、東北新幹線や東海道新幹線で同じ距離に乗った場合に比べ1.5倍以上高く設定された。このほか、仙台-新函館北斗は1万7310円、盛岡-新函館北斗は1万2880円。北海道新幹線は全席指定だが、盛岡-新函館北斗は自由席料金で空席利用か、立ったまま乗車できるようにする。
東京-新函館北斗のグリーン車の運賃と特急料金の総額は3万60円(通常期)、アテンダントによる飲食物のサービスなどが受けられる最上級のグランクラスは3万8280円(同)となる。料金は審査などを経て、約2カ月後に認可される見込み