午前9時前、青森市のねぶたラッセランドには、多くの人が集まりました。これから行われるのは、ねぶたの台上げです。台車の上に人形部分を載せる、完成に向けた大切な作業です。このうち、「NTTグループねぶた」の台上げには、社員や関係者およそ60人が集まりました。2018年の題名は「西王母の祝福」。最初に女神西王母の部分を、続いて、鳳凰や皇帝「穆王」といったパーツを順番に持ち上げ、40分ほどで終わりました。作業を見守ったねぶた師の北村春一さんもほっとした表情を見せていました。一方、「県庁ねぶた実行委員会」は、午前10時ごろから台上げを始めました。2018年の題名は、「托塔天王晁蓋」。およそ50人で、3つのパーツを台に載せました。26日に台上げをしたのは、大型ねぶたを制作する22団体のうち6団体。台上げはすべて終わりました。台上げが一段落したころ、陣中見舞いに訪れたのは、青森市の小野寺市長や青森商工会議所の若井敬一郎会頭たち。ねぶた小屋を回って、団体の代表を激励していました。
歌手、五木ひろし(70)が26日、東京都内でCS放送・歌謡ポップスチャンネル「4カ月連続 五木ひろし大特集」のPR会見を行った。28日午後4時からの特番「歌って走って30年~ふるさと美浜で紡いだ絆~」を皮切りに、コンサートや新曲「VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!~」(8月28日発売)の制作の裏側などを10月まで6番組、放送する。「人生万歳」を意味するスペイン語が曲名の「VIVA-」はラテン調のリズムで、シングルとして初めて作詞家、なかにし礼氏(79)とタッグを組んだ。「なかにしさんにお願いをしたら、二つ返事で受けてくれた。このご縁は神の恵み。病気で生きるか死ぬかという経験をして、それを克服したなかにしさんの経験から『生きているって素晴らしい』という曲が出来上がった」と説明した。
「いずれ、この曲をスペイン語で歌って世界にも発信したい」といい、ライバルはピコ太郎だという。「1億回以上の動画再生回数を目指します。ピコ太郎ちゃんに負けちゃいられないよ」と五木。
健康を保つ秘訣を聞かれると「2年先のことまで考えていること。劇場公演、CD、コンサート…」。そして何よりもファンを前にするステージを大切にしているからだそうで、「腹筋も使うし、歌うことが何よりも健康にいい」と笑顔で語った。さらに、最大の願いは「何よりも新曲を大ヒットさせること。平成の私の最大のヒット曲は『夜明けのブルース』(2012年発売)。それを超えるヒット曲にしたい。紅白へ、この曲で? ぜひ、そうしたい」と力こぶを握った。