青森空港を発着する国際定期便青森―韓国・ソウル線は22日、週5往復の運航が始まった。来年3月30日までの冬季、従来の3往復(水、金、日の各曜日)に加え、火、土曜日にも運航される。22日は行政や観光関係者が青森空港で到着客を出迎えたほか、出発便を見送って利用者の拡大を図った。大韓航空が運航するソウル線は17年の冬季、1995年の就航以来初めて週5往復化されたが、17年の搭乗率は機材の大型化もあって63・7%と前年を10ポイント程度下回ったものの、利用者数は3828人増の3万7439人だった。今年の夏季(3月25日~10月27日)は、春の需要減や韓国・仁川(インチョン)空港の混雑などを理由に週3往復に戻っていた。週5往復に復活した初便は22日午後1時ごろ、ボーイング737―900ER(159席)に152人を乗せて到着。観光客を出迎えた関係者は、到着ロビーでリンゴジュースとパンフレットをプレゼント。折り返し便でも通路でリンゴの菓子を渡して見送り、乗客150人がソウルへ向かった。大韓航空青森支店の李相勲(リ・サンウン)支店長は取材に、青森―ソウル線の予約状況について「供給席数の増加もあり、予約数は前年より増えている」と手応えを話した。ただ、冬季の同線は、韓国側からスキーや温泉を目当てにした観光客が多い一方、青森側からの利用者が伸びにくい状況。李支店長は「旅行企画を打ち出したり、他国へ向かう際の乗り継ぎの便利さをアピールしたりして活性化につなげたい」と日本人客の底上げに意欲を示した。
青森空港を発着する国際定期便青森―韓国・ソウル線は22日、週5往復の運航が始まった。来年3月30日までの冬季、従来の3往復(水、金、日の各曜日)に加え、火、土曜日にも運航される。22日は行政や観光関係者が青森空港で到着客を出迎えたほか、出発便を見送って利用者の拡大を図った。大韓航空が運航するソウル線は17年の冬季、1995年の就航以来初めて週5往復化されたが、17年の搭乗率は機材の大型化もあって63・7%と前年を10ポイント程度下回ったものの、利用者数は3828人増の3万7439人だった。今年の夏季(3月25日~10月27日)は、春の需要減や韓国・仁川(インチョン)空港の混雑などを理由に週3往復に戻っていた。週5往復に復活した初便は22日午後1時ごろ、ボーイング737―900ER(159席)に152人を乗せて到着。観光客を出迎えた関係者は、到着ロビーでリンゴジュースとパンフレットをプレゼント。折り返し便でも通路でリンゴの菓子を渡して見送り、乗客150人がソウルへ向かった。大韓航空青森支店の李相勲(リ・サンウン)支店長は取材に、青森―ソウル線の予約状況について「供給席数の増加もあり、予約数は前年より増えている」と手応えを話した。ただ、冬季の同線は、韓国側からスキーや温泉を目当てにした観光客が多い一方、青森側からの利用者が伸びにくい状況。李支店長は「旅行企画を打ち出したり、他国へ向かう際の乗り継ぎの便利さをアピールしたりして活性化につなげたい」と日本人客の底上げに意欲を示した。